一瞬で見分ける

「臨界期」の会社を一瞬で見分ける

バードがキャッシュ・フロー・サイクルのどの段階にいるかが分かります。ここではタイプが2種類あります。
※キャッシュ・フロー・サイクルについて>




臨界期のバードを見分ける1

投資CF

資産を売ってお金を増やしている

営業CF

本業でお金を減らしている

財務CF

資金調達してお金を増やしている

本業はマイナス、資産の売却と借入れでお金を増やしている。事業の変革が必要とされる状況の可能性あり

本業ではお金を増やせていないが、資産の売却と資金調達でお金を増やしている状況。新規の投資で本業に力がついていく状態ではないので、長く続くと苦しくなる。投資から本業プラスの流れが求められるかも。

クチバシは紫色で、右手が下がって青く、左手が黄色で上がっている姿。




臨界期のバードを見分ける2

投資CF

資産を売ってお金を増やしている

営業CF

本業でお金を減らしている

財務CF

返済してお金を減らしている

本業はマイナス、資金調達はなく資産の売却以外でお金が増えていない。事業の変革が必要とされる状況の可能性あり

お金を資産の売却以外では増やせていない状況。それぞれのケースを詳細に観察する必要があるが、事業の内容や進め方や領域を変えていく必要があるかもしれません。

クチバシは紫色で、両手が下がって青い姿。

まとめ

今回は、臨界期の会社を「クチバシ、両手」で見つける方法の説明でした。

ここでは「臨界期」にある状態のバードの説明ですが、2パターンの姿があるので、多少複雑です。それぞれ、既存の事業が、臨界点を迎え、事業モデルや領域のシフトが必要である可能性のある状態です。

ただ、事業の内容や個別の経営状況で、単に一時的な現象である場合もあります。興味をもった会社についてはより多くの情報を見て、ご自身で判断するようにお願いします。


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